夏休みイベント「山科と戦争の記憶」を行いました
- 山中裕太

- 8月14日
- 読了時間: 2分
本日「山科と戦争の記憶」を実施しました。
お越しいただきました皆様、お盆休みにありがとうございました😀

冒頭には、紛争解決学修士・公認会計士の脇坂さんから「戦争ってなんだ?」ということワーク形式でお話頂きました。
まずは、仲間やともだち、大切な人の範囲をワーク形式で考えました。家族?ともだち?職場の人たち? よくよく考えてみると、どこまでがその範囲なのか難しいものです。もちろん正解なんてないし、定義だってそれぞれの解釈で構いません。
仲間やともだち、大切な人の外側にいる人たち(向こう側の人たち)をグループにして、イメージ先行でどういう人たちなのかを決めてしまうと、そのイメージがどんどん一人歩きしてしまうものです。それがネガティブなイメージであれば余計に。
個別に関わってみれば、「向こう側の人たち」だって私たちと同じような生活を営んでいて、お腹が空くし、眠くもなる、楽しいこともあれば、悲しいこともあります。戦争状態にあって、敵対していてもそれは同じことです。こちらも傷付き、向こうも傷付いている。だから、仲間と思える人やともだちと思える人、大切だと思える人をどんどん拡大していくことが大切というお話もありました。

続いては、鏡山次郎さんにバトンタッチして、「戦時下の山科での暮らし」を写真をたくさん用いてお話してもらいました。
戦争と聞くと自分たちの世界とは遠く離れたものだと思いがちですが、たった80年ほど前に、私たちになじみのある様々な場所で、私たちと同じように生活を営む人たちが戦争に巻き込まれていたわけです。戦争を「向こう側」に押しやらないで、自分と地続きに考えてみる時間となりました。
次回は3日後の17日に行う「山科の音で音楽を作ってみよう!」です。ぜひご参加ください!!

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