top of page

探究って結局なに? まちかど学舎の“やってること”を全部書きます

更新日:2月12日

1.まちかど学舎に興味を持つ保護者の皆さまへ


学びを愛する

「探究が大事」とよく聞くけれど、結局なにをするのか。塾や学び場を探すとき、いちばん知りたいのは理念よりも「中身」だと思います。ここでは、できるだけわかりやすく、まちかど学舎でいま実際にやっていることをまとめます。


いまの子どもたちは、“考える前に答えが出てくる環境”の中で育っています。検索すれば答えは一瞬。動画やSNSは次々と流れてきて、落ち着いて考える前に場面が切り替わる。一方で学校やテストでは、「読んで理解して、自分の言葉で説明すること」「自分の頭で思考し、表現すること」が求められます。


答えはすぐに手に入るのに、思考を深めたり、表現の仕方を考えたりする時間が日常的に足りない。このギャップが、学びの手応えをつかみにくくしている一因になっているように感じています。だからまちかど学舎では、探究を特別なイベントとして切り出すのではなく、日々の学びの中で、「問いを立てる→根拠を集める→考えを整理する→自分の言葉で表現する→ふりかえる」という探究のサイクルを、無理のない形で何度も回していきます



2.まちかど学舎では、実際に「何をしているの?」(学年別)


まちかど学舎

まちかど学舎の活動は、学年だけで区切るというより、HPにあるように目的別の6つのコースで設計しています。ここでは、各コースで「今、教室で何が起きているか」が分かるように、できるだけ具体的に書きます。


【小学生向け】学習指導(基礎を固め、発表で自信を育てる)

◆狙い: 主要教科の土台を整えながら、「分かった」を自分の言葉で言える状態にしていきます。

このコースを通じて得られるもの:知識を増やすだけでなく、「わかった」を自分で確かめ直し、必要ならやり直せる学び方が身につきます。国語・算数を軸にしつつ、理科・社会の見方(比べる/図表を見る/理由を立てる)にもつなげて、理解→練習→確認を回します。少人数の中で、集中の切り替え・粘り強さ・「分からない」と言える安心も育てます。

◆いま実際にやっていること:

  • 学習の入口づくり:その日の集中の波を見ながら、取り組む順番と量を一緒に決めます

  • 読解(国語):線を引く前に「この文は何を言っている?」を一言で言ってみて、内容をつかみます

  • 算数:計算で終わらせず、「なぜそうなるか」を図・具体・たとえで確認して、理解の抜けを埋めます

  • ミニ探究(調べ→まとめ→短い発表):短く調べて短くまとめる練習を入れて、“説明する力”を育てます

  • 理解度の確認:その場で小さく確認し、「分かったつもり」を減らします


【小学校低学年向け】探究学習(好きから開く “学びの扉”)

◆狙い: 遊びや体験を入口にしつつ、「気づく→言葉にする→やってみる」の循環をつくります。(“自由に遊ぶだけ”ではなく、学びに変換します)

このコースを通じて得られるもの:「楽しい体験」で終わらず、気づき(なんで?)を言葉や行動に変え、試して確かめる経験が積み上がります。結果よりも過程を大事にし、好奇心・挑戦する気持ち・失敗しても大丈夫と思える気持ちを育てながら、学びの入口を広げます。

◆いま実際にやっていること:

  • 体験の時間(アート/外遊び/自然体験など):まずは「おもしろい」「不思議」を増やします

  • 問いを拾う:「なんで?」「どうして?」を言葉にして残します(急かしません)

  • やってみる・確かめる:小さく試して、違いに気づきます

  • ふりかえり:上手さより「言い直せる」「もう一回説明できる」を大切にします


【小学校中・高学年向け】探究学習(月替わり探究テーマで探究サイクル)

◆狙い: 「調べる」だけで終わらず、考える・形にする・ふりかえるまでを毎月きちんと回します。

このコースを通じて得られるもの:調べ学習で終わらず、情報を集める→比べる→整理する→形にする→ふりかえるを毎月回せるようになります。国語だけでなく、算数の条件整理・理科の観察や仮説・社会の資料読み取りなど、教科の力を探究で使い、探究で得た視点を教科に戻す**「往還」**が育ちます。あわせて、段取り・協働・やり切る力も鍛えます。

◆いま実際にやっていること:

  • 調査・体験・制作:テーマに沿って情報を集め、実際に確かめ、手を動かします

  • 整理と思考:集めたものを比べて、「何が言えるか」を一緒に整えます

  • 成果物づくり:ポスター、文章、発表など“見える形”にして残します

  • ふりかえり:次の探究に活きるように、やり方・見方を言葉にして定着させます


【中学生向け】学習指導(定期テストに強い “計画 × 少人数”)

◆狙い: 主要5教科を、学校の進度と提出物も含めて整理し、「やるべきことが分かる状態」を作ります。

◆このコースを通じて得られるもの:「頑張る量」よりも、自分に合うやり方を組み立て、実行し、ズレたら修正する力が身につきます。5教科を、学校の進度・提出・テスト範囲とつなげて整理し、理解と得点につながる学習の回し方を作ります。学力面だけでなく、自己管理(計画・振り返り)/気持ちの立て直し/質問する勇気といった非認知の土台も支えます。

◆いま実際にやっていること:

  • 学習計画(学校ワーク重視):テストまでの道筋を一緒に組み立て、やる量と順番を見える化します

  • 弱点の特定→演習→確認:つまずきの場所を絞って練習し、理解を確認します

  • テスト対策:範囲に合わせて、点につながる形で仕上げます

  • 質問しやすい環境:分からないを言える状態を作り、基礎から応用まで伴走します


【中学生向け】高校受験対策(探究型選抜/特色選抜/推薦入試対策)

◆狙い: 学力の土台を整えつつ、推薦・特色・探究型に必要な「提出できる形」「語れる形」まで仕上げます。

◆このコースを通じて得られるもの:学力の土台を整えながら、活動や経験を「何をしたか」ではなく「何を考え、どう確かめ、どう言えるか」に整理できます。提出物・面接・プレゼンを、根拠と筋道のある形に仕上げる過程で、表現力だけでなく、粘り強く整える力/やり抜く力/自己理解が育ちます。

◆いま実際にやっていること:

  • 課題制作の伴走:テーマの整理→構成→提出物として整えるところまで個別に支えます

  • 面接・プレゼン:話す内容を作り、根拠と筋道が通るように練習します

  • ポートフォリオ支援:活動の記録を「成長の物語」として整理します

  • 探究の型を反復:リサーチ→仮説→検証→考察を繰り返し、実践的にフィードバックします


【高校生向け】大学受験対策(総合型選抜対策)

◆狙い: 「何をやったか」よりも、「なぜそれをやり、何を考えたか」を一貫した言葉にして、出願〜面接まで通る形に整えます。

◆このコースを通じて得られるもの:志望理由や活動を“それっぽく作る”のではなく、関心→問い→調査→考察→結論の流れとして一貫させ、書類と面接で通る言葉に整えられます。同時に、先行研究を読む・データを見る・仮説を立てて検証するなど、学術的な進め方も身につきます。最後まで伴走する中で、主体性・継続力・自分で決める力も支えます。

◆いま実際にやっていること:

  • テーマ設定:関心の棚卸し→問いの焦点化→先行研究の読み方まで順番を整えます

  • ストーリー設計:志望理由と活動がつながるように、筋道を作ります

  • 小論文・面接:書く/話すの両方で、根拠と具体が出る形に仕上げます

  • 提出物〜面接まで一貫伴走:実績を「語れる形」に編集し、最後まで支えます



3.そもそも「探究」ってなに?—まちかど学舎の考え方


探究心

学校教育で「探究」が重視されている背景には、変化の大きい社会の中で、教科を横断しながら課題に向き合い、自分で問いを立て、情報を扱い、考えをまとめて表現する力を育てる、という狙いがあります。

よくある探究の流れは、ざっくり言うとこうです。

  • 実社会・実生活の中から問いを見いだす

  • 課題を立てる

  • 情報を集め、整理・分析する

  • まとめて表現する


つまり「探究=自由に好きなこと」ではなく、“問い→調べる→考える→伝える”を回す学び方そのもの、という位置づけです。

まちかど学舎でも、この“学び方”としての探究を、教科の学びと行ったり来たりさせながら日常の中で回していきます。



4.「探究」へのよくあるイメージと見分け方


疑問

保護者の方と話していると、いちばん多いのはこの感覚です。

「探究って言葉は学校でも塾でも聞くけど、正直、何の話かよく分からない」「うちの子の勉強と、どう関係あるの?」「楽しそうだけど、それって学びとして何が残るの?」

この“分からなさ”が生まれやすいのは、「探究」という言葉がいろんな場で使われていて、頭の中に次のようなイメージが混ざりやすいからだと思います。

  • 自由研究みたいに「好きなことをやる」もの

  • 工作や体験、ワークショップ中心の“楽しい活動”

  • 正解のない話をそれっぽく語って発表するもの

  • 意識が高い子、発言が得意な子が伸びるもの

  • 教科の勉強や受験とは別世界のもの


実際、「探究」と名乗る取り組みには方向性の違いもあります(体験・表現が強いもの/進路支援に寄るもの/提案型に寄るもの、など)。どれも価値はありますが、保護者の立場で見分けにくいのは、「どこで考える力が育ち、どう積み上がるのか」が外から見えにくいことです。


だからこそ、探究をうたう学びを見るときは、テーマより先に、次の4つがあるかどうかを確かめるのが大事だと考えています。

  • 問いは、子ども自身の言葉になっているか

  • 根拠の扱いがあるか

  • 考えが深まる仕組みがあるか

  • 最後に“形として残る”か



5.最後に:まちかど学舎が大切にしている「往還」


ロゴ

最後に、まちかど学舎が全コースで共通して大切にしているのは、教科学習と探究学習の往還(行ったり来たり)です。探究で生まれた問いを教科の力で確かめ、教科で身につけた「読む・整理する・説明する」を探究で使って深める——この往復を日常の学びとして積み重ねます。


「うちの子には、どの形が合うんだろう?」と思った方は、個別相談をご利用ください。無理におすすめすることはありません。お子さまの状況や目指す姿を伺ったうえで、まちかど学舎でできることはまちかど学舎で、難しい場合は別の方法も含めて一緒に考えます。


<ご相談できること>

  • お子さまの状況に合うコースの提案

  • 学習のつまずきの整理(短い診断)

  • 探究と成績・受験のつなげ方の説明 など


Tel:070-4015-3336






コメント


bottom of page