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ブログ「探究は、世界とともに変容すること」を更新しました

ブログ#2

山中裕太

2025年10月1日

人類学者ティム・インゴルドを参照し、教育や探究のあり方についてまとめました。

今回のテーマは、探究学習が学校現場で広がる一方で、「観察して調べること」だけでは捉えきれない“学びの本質”を人類学者ティム・インゴルドの思想から見つめ直す、少し踏み込んだ内容です。


この記事では、従来の探究学習で前提とされている「子ども(主体)が世界(客体)を観察する」という近代的な枠組みに問いを投げかけています。

インゴルドは、観察とは“外側から理解する”行為ではなく、世界と自分が互いに揺れ合い、関係そのものが変わってしまう correspondence(呼応) だと捉えます。


インゴルドの思想を踏まえると、教育とは知識の伝達ではなく、世界の動きに注意が呼び覚まされ、子どもがその動きに応答してしまう――そんな変容のプロセスであると理解できます。

まちかど学舎の探究が大切にしている、「落ち葉のざらつき」「素材の反応」「人との出会い」など小さな揺れから生まれる問いの芽は、まさにその呼応の中で立ち上がるものです。


一般的な探究学習との違い、人類学の自己批判(サイード『オリエンタリズム』)とのつながり、そしてまちかど学舎が重視する“世界とともに変容する学び”について、ていねいにまとめました。探究とは何か?学びとはどう生まれるのか?そんな問いに関心のある方に、ぜひ読んでいただきたい記事です。




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